気ままにI/O

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HoloLensアプリのリリース日設定を間違って購入できなくなってた

起きたこと

先日、はじめてのHoloLensアプリをストアで公開しました。

kzonag.hatenablog.com

 

有料で7日間の無料試用版が使える設定にしてリリースしたところ、上記事にチラッと書いた通り試用版をDLした後に有料版購入の導線がありませんでした。

試用期限が終わったときにストアに誘導されるのかなーと思って数日放置していたところ、

 

ということになり、一度試用期限が切れると購入も再DLもできない状態になってしまいました。

 

 原因

サポートに問い合わせてみたところ、リリース日の設定が未来に設定されているためだという回答を頂きました。

HoloLensアプリを申請する際いくつか日程を設定できるのですが、今回は下記の項目を設定していました。(画像は現在の正しい設定)

 

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このうち、「スケジュール」というのがストアで購入可能になる日程の設定のようで、ここに間違って未来の日程を入れてしまっていました。

「申請を送信して公開する」ですぐに公開する設定にしていても、「スケジュール」で日程が指定されているとそちらが優先されるようです。

さらに今回わかりづらかったのは、「無料試用版」を「できるだけ早く公開」にしており、試用版のDLだけはできるようになっていたことです。

これにより、問題なくリリースされたと勘違いしてしまいました。

 

解決方法

「スケジュール」のリリース設定を「できるだけ早く」に変更してもう一度申請したところ、購入できるようになりました。

無料試用版をインストールした状態でストアを見ると下画像のようになっています。

また、検索可能になるのもリリース日設定が使われるようで、今回の問題を解決したと同時に検索でも出てくるようになりました。

 

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参考ページなど

日程等の設定についてはこのあたりに書いてます。

アプリの価格と使用可能状況の設定 - UWP app developer | Microsoft Docs

 

無料試用版の挙動についてはここに書いてました。

アプリの試用版の実装 - UWP app developer | Microsoft Docs

 

試用期限が切れた場合は

ユーザーがアプリを起動する前に試用ライセンスが期限切れになった場合、アプリは起動しません。 ユーザーには、ストアからそのアプリを購入できることを伝えるダイアログ ボックスが表示されます。

とあります。今回の場合はアプリが起動しないだけで、ダイアログは出ませんでした。 

正しくリリースされて購入できる状態になっているとダイアログが出るのかなと予想しています。

 

まとめ

購入できない状態になっていた原因と解決策でした。

先行して申請しておいて良きタイミングで手動で公開する、みたいなことはモバイルアプリでもやったりするんですが、Windowストアアプリは項目が多いので設定漏れがないように注意する必要がありそうです。

試用期間が切れてアプリが起動しない&ストア誘導も無しだと、そのままアプリ削除&「起動しません」でレビューされそうで、かなり怖いなと思いました。

今後は気をつけます!